致死率が高い感染症が発生すると陥る混乱、エボラ流行で隔離の地区、住民に「飢餓」の危機 リベリア [ショッキング]
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致死率の高いエボラ出血熱が猛威を振るい、数か月前から人々が危機的な状態に置かれてきたリベリア北部で今、感染拡大の阻止を目的に隔離された地区の住民たちが、飢餓という新たな脅威に直面している。
西アフリカ全体で1000人近くの命を奪ったエボラ出血熱を封じ込めるための取り組みとして、リベリア政府は先ごろ、最も多くの患者が確認された北部地域を隔離。軍の車両が道路を封鎖し、人の移動を制限している。
しかし、隔離措置によって業者が食料品を仕入れることがきなくなり、農家も作物の収穫ができなくなっていることから、地域では商品が不足。価格が急騰している。
首都モンロビア(Monrovia)の北にあるボポル(Bopolu)に住む男性は、「住民は餓死するのではないかと恐れ、パニックに陥っている」と話した。
人が生きるには食べ物、飲み水が必要です。
致死率が高い感染症が発生すると外出禁止、地域閉鎖、感染を防ぐ為に行われます。
こういった事態を実際に体験することは稀です。
そのため、実際に隔離された人々の暮らしを知ることも同様に稀です。
記事から見えてくる隔離されるという現実は・・・
・診療所・病院等は閉鎖される。
・業者は移動制限で地域から出られない、入れない、必需品が届かなくなる
・農家は作物を収穫できない
・食糧品不足、さらに価格沸騰を招き、食糧が入手困難になる
飢餓に直結する食糧不足に突き進む現実が見えてきます。
エボラウィルスは発症するまで7日から20日前後と幅があります。
20日分の食糧を備蓄しておく・・・通常は考えられません。
エボラウィルスは去ったが、みな飢餓でひん死状態・・・ブラックジョークすぎる事態が発生しています。
地域を閉鎖するなら、
住民同士が合わない仕組みで、少なくとも食糧を配給できるようなシステムを構築しておく必要を感じます。
軍で民家を回って食糧を調達することは難しいのでしょうかね・・
映画バイオハザードでは、感染した人たち閉じ込めた地域を爆撃するシーンがありました。
食糧なく、隔離する現状を知ってしまうと、爆撃されるより、食糧がない方が絶望感を感じます。
人道的な方法で隔離してほしいと願います。
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タグ:西アフリカ
2014-08-10 23:39
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