住宅購入、賃貸住宅決める前に考えるべきこと、広島土砂崩れの教訓を生かす [気をつけよう]
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【広島土砂崩れ】教訓生かされず 「危険箇所」全国最多も進まぬ警戒区域指定
大規模な土砂災害が発生した広島県は、崩落などの恐れがある「土砂災害危険箇所」が全国最多で、その数は3万を超える。
県はこれらの危険箇所を「土砂災害警戒区域」に順次指定してきたが、指定済みは全体の約3分の1にとどまるのが実情だ。
土砂災害が起きた一部地域も未指定で、山の斜面の補強工事も実施されていなかった。平成11年に県内で30人以上が犠牲になった土砂災害の教訓が十分に生かされていなかった現状が浮き彫りになった。
なにも知らずに被害にあった人の想い
「危険性を知っていたら、住む場所も、身を守る方法も考えていたのに・・」
多くの方が「土砂災害危険箇所」にも関わらず、その場所を選んでいる背景には、
住宅販売業者、不動産業者は危険性を強調しない
ことがあるように思えます。
その土地に元々住んでいる人々は、ここは大丈夫、対岸の火事状態で過ごしていたようです。
その為、県が災害発生の可能性が高い「土砂災害警戒区域」に指定しようと住民に説明しても、
住んでいる土地、建物の資産価値が低下することを理由に反対していたそうです。
元々住んでいる住民は、土砂災害は起きないと思い込む、 新たに転居してきた人々は、説明もない状態で土砂災害の危険性の認知すらない状態となっていたようです。
広島県は、「まさ土」と言われる水に濡れると弱い地盤だそうです、
自分が住んでいる街の地盤が何で出来ているか、理解している人は少ないのかもしれません。
まとめると、地域住民、販売業者、不動産業者は頼りにならない、自分たちの判断に掛かっています。
だれも教えてくれないということは、自分たちの動きで将来が決まります。
後で知った際、住宅を購入していると買ったもの負けです。
新興住宅地だから、周りに住宅がたくさんあるから、という視点で決定せず、安全の根拠を持ちたいです。
土砂災害の指定は、県砂防課などが指定するための調査などを行っているようなので、県に問い合わせるのも一つの方法です。
広島県限定ですが、情報公開しているサイトがあります。
「土砂災害ポータルひろしま」
広島県内の土砂災害のおそれがある箇所を示した土砂災害危険箇所図と,土砂災害防止法で指定した土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域を情報提供しています。
http://www.sabo.pref.hiroshima.lg.jp/portal/top.aspx
googleなどで、検索する際、
「広島 ハザードマップ」
「都道府県名 ハザードマップ」
「住む土地の地域名 ハザードマップ」
などとするとある程度の情報は集まりそうです。
また、国土地理院 防災に役立つ地理情報(国土地理院)として、過去の災害を知るというページがあります。
http://www.gsi.go.jp/kikaku/syudai-joho-GSI_4.html
http://www.gsi.go.jp/bousai.html
一生に一度といわれる持ち家、購入決定する前に調べておきたいですね
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2014-08-22 10:21
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