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米NY州当局、コブハクチョウに「宣戦布告」 駆除計画案に賛否


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【2月1日 AFP】米ニューヨーク(New York)州の環境当局は、州内に生息する2200羽の野生のコブハクチョウを2025年までに殺処分あるいは他の場所に移すという駆除計画案を発表した。英国ではその美しさを褒めたたえられ女王によって保護されている野生のコブハクチョウだが、ニューヨーク州では人間に害を与える厄介者として殺されてしまうかもしれない。

駆除する理由


同環境保護局は、コブハクチョウは人間に危害を加え、植物を荒らし、飛行機の運航に支障を生じさせ、ふんに含まれている大腸菌によって水質汚染を引き起こしていると指摘し、駆除もしくは許可を得た適切な管理者に飼育させることで、2025年までに野放しのコブハクチョウを一掃したいとしている。

反対派の意見


・150年以上、200年近くにわたってこの州に生息してきた1つの生物の種を皆殺しにしようとするのはひどすぎる
・コブハクチョウによって重大な危害を加えられた人なんて見たことがない

賛成派の意見


・ハクチョウが航空機にぶつかった事故は4件報告されている(NY ケネディ国際空港)
・人間を不愉快な目に遭わせたり、食料資源を枯渇させたりすることもある



ジェットエンジンに鳥が突っ込むとエンジンは破壊されるようです。


反対派の意見もごもっともですが、飛行機の事故は怖いので駆除したい気持ちは分かります。
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