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「プリウス」2009年3月以降の全車種リコール


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現時点では、国土交通省のリコールページにトヨタの最新情報は掲載されていません。

 トヨタ自動車は12日、ハイブリッド乗用車「プリウス」約99万7千台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。2009年3月以降に製造した現行モデルの全車が対象。国内のリコールで、同一車種の一度の届け出としては過去最多となった。

プリウス・オーナーの方は、こちらのサイトで、対象車種かどうかが分かります。
http://www.toyota.co.jp/recall/search.jsp

確認には、車台番号(車検証に記載)が必要です。



症状


ハイブリッドシステムにおいて、制御ソフトが不適切なため、加速時などの高負荷走行時に、昇圧回路の素子に想定外の熱応力が加わることがあります。そのため、使用過程で当該素子が損傷し、警告灯が点灯して、フェールセーフのモータ走行となります。また、素子損傷時に電気ノイズが発生した場合、ハイブリッドシステムが停止し、走行不能となるおそれがあります

症状からすると、発生する場所に寄っては大事故につながりそうです。

高速道路とかで発生しないことを祈ります。

改善処置


全車両、制御ソフトを対策仕様に修正します。
制御ソフト修正後に素子が損傷して警告灯が点灯した場合は、電力変換器(DC-ACインバータ)のモジュールを無償交換します。


トヨタ・レクサス車のハイブリッド車種(プリウス(NHW10, NHW11, NHW20)、プリウスPHV、SAI、アクア、プリウスα、カムリHV、CT200h、HS250h等)は対象外です。

ソフトに不具合はつきもの


自動車メーカーに搭載されるハードウェア、ソフトウェアは非常に厳しい品質評価に
合格したものだけが採用されるはずです。

実際に目に見える・手に取れるハードウェアのテストと違い、
ソフトウェアは目に見えません。

組み込み系のソフトウェアは、様々な信号を入力をトリガーにして動作します。

ソフトウェアの品質を確認する手法としは、静的解析(ソースコードを機械的におかしいところがあるかないかを解析)、人によるテスト、実機にのせたテストなどが一般的です。

限りなく不具合を出して、それを直すことが求められます。

ただ、限りなくであって、0ではありません。

テストは仕様書にそって想定されるものを評価します。

今回のように、
ソフトの誤動作が起因してハードウェアが破壊するようなテストは
想定できていなかったと思われます。

想定外が起きてしまったのでしょう。あの事故と一緒かもしれません。



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