【STAP細胞・理研会見】「論文に重大な過誤があったことは甚だ遺憾です」野依理事長 [科学・発明]
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STAP細胞の論文が疑わしいとされる問題で、理化学研究所が14日午後、記者会見した。野依良治理事長は「理研の研究者の論文が信頼性を揺るがしかねない事態を引き起こしたことに対しおわびする」と謝罪した。また理事長は会見で「論文作成過程で重大な過誤があった」として「はなはだ遺憾」との見解を示した。
理化学研究所はその後、STAP論文の6つの点について調査を続けているとし、会見でその説明を開始した。
6つの内、2つは、故意にやった訳ではない、おとがめなしでした。
・STAP細胞の写真が加工されているのではないか
加工はしていない:加工ではなく、ネイチャー側で論文の画像を発表用に転記する際に圧縮で劣化した。
・2枚の胎盤の写真
単純ミスと結論:論文の構成を変更した際に消し忘れた
・画像の切り貼りがあったのでは?
画像は切り貼りされていることは認められる
小保方さんに確認した方法で実施するとうまく行かない。継続調査中
(長さを合わせて、見やすくするための加工のようです)
・別の論文と10行以上酷似している内容がある。
コピーしたものだと認められる、継続調査中。
どこからコピーしたのかは失念しているようなので、調査している。
・博士論文の画像が似ている件
流用している。
ただ、保管しているファイルが似ているため、間違えた。
ひ臓の血液細胞、骨髄の血液細胞、
ともに英語でいうと「ヘマト」で、取り間違えたという趣旨の発言をされているそうです。
理研の委員会の方の説明は、研究者には簡単かもしれませんが、素人にはなかなか難しい話ですね
論理的、客観的事実を持って、とても丁寧に調査している印象を受けます。
2つ確かなことは、まだ調査中であること、
「STAP細胞が存在する」ことは否定していません。
NNNによると
「理研内部で、小保方さん以外の少なくとも2人の研究者がSTAP細胞作成に成功した」
という報道もありました。
今回、中間発表という位置づけで、論文撤回という結論は出ていません。
論文の正当性、疑惑に対する調査が主なようです。
論文が正しい・正しくないということより、STAP細胞が本当にあるのかの方が興味があるんです。
あるんだったら、一旦撤回して、出し直せばいいような気がします。
外部の人が再現できればSTAP細胞が存在することが証明されます。
ただ、コアな部分は、分からないようにしたい、という気持ちになりますね。
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タグ:STAP
2014-03-14 16:14
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